プレート(岩板)境界や断層が揺れをもたらさないまま、ゆっくりとずれ動く現象。発生期間は数日間から数年間と幅がある。ずれた部分のひずみは減るが、周辺は逆にひずみがたまり、地震が起きやすくなると考えられている。防災科学技術研究所(茨城県つくば市)によると、千葉・房総半島沖では2~7年の間隔でスロースリップが起き、陸側と海側のプレート境界が約1週間で10センチほどずれ、群発地震を誘発しているとされる。
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