コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

スワート(英語表記)Swāt

翻訳|Swāt

世界大百科事典 第2版の解説

スワート【Swāt】

パキスタン北西部のスワート峡谷を中心とする地方で,南のガンダーラとは山岳によって隔てられている。古くはウディヤーナUḍḍiyāna,Udyāna仗那(うじような),烏萇(うじよう)などと呼ばれ,険しい山に囲まれた盆地ということもあって外来勢力の支配を受けることも少なく,クシャーナ時代から8世紀ころまで仏教が栄えた。中国僧の法顕宋雲玄奘慧超,悟空などの旅行記に聖地のようすが述べられている。1956年以来イタリア中・極東研究所によって本格的な発掘調査が行われた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

デジタル大辞泉の解説

スワート(Swat)

パキスタン北西部、カイバルパクトゥンクワ州のスワート渓谷を中心とする地域名。ペシャワール盆地を流れるカブール川の支流スワート川の中流・上流域を指し、周囲を山々に囲まれる。中心都市はミンゴーラ。紀元前2世紀から紀元9世紀頃に仏教文化が盛んになり、ブトカラウデグラムをはじめ、古代ガンダーラ王国時代の遺跡が多く残っている。スワット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

スワートの関連情報