コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

スワート Swāt

翻訳|Swāt

2件 の用語解説(スワートの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

スワート【Swāt】

パキスタン北西部のスワート峡谷を中心とする地方で,南のガンダーラとは山岳によって隔てられている。古くはウディヤーナUḍḍiyāna,Udyāna,烏仗那(うじような),烏萇(うじよう)などと呼ばれ,険しい山に囲まれた盆地ということもあって外来勢力の支配を受けることも少なく,クシャーナ時代から8世紀ころまで仏教が栄えた。中国僧の法顕,宋雲,玄奘,慧超,悟空などの旅行記に聖地のようすが述べられている。1956年以来イタリア中・極東研究所によって本格的な発掘調査が行われた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

デジタル大辞泉の解説

スワート(Swat)

パキスタン北西部、カイバルパクトゥンクワ州のスワート渓谷を中心とする地域名。ペシャワール盆地を流れるカブール川の支流スワート川の中流・上流域を指し、周囲を山々に囲まれる。中心都市はミンゴーラ紀元前2世紀から紀元9世紀頃に仏教文化が盛んになり、ブトカラウデグラムをはじめ、古代ガンダーラ王国時代の遺跡が多く残っている。スワット

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

スワートの関連キーワードカシミールパキスタンヘラートムルタンラホール東パキスタンカシミヤバルチスタンペシャワール部族地域

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

スワートの関連情報