デジタル大辞泉の解説 トルコ北西部の都市エディルネの旧市街中央部にあるイスラム寺院。16世紀、オスマン帝国のスルターン、セリム2世により、宮廷建築家ミマール=スィナンの設計で建造された。スィナン自ら最高傑作と称し、イスタンブールのアヤソフィアより大きい直径31.5メートルのドームをもち、四隅に高さ70メートルの尖塔がある。セリミエジャーミー。キプロスの首都ニコシア(レフコシャ)にあるイスラム寺院。城壁に囲まれた旧市街の北側に位置する。元は13世紀から14世紀にかけて建造されたフランス風ゴシック様式の聖ソフィア大聖堂だったが、オスマン帝国時代にミフラーブ(壁龕(へきがん))と尖塔が造られ、イスラム寺院に転用された。セリミエジャーミー。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例