コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ゼウクシス[ヘラクレイア] Zeuxis of Herakleia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゼウクシス[ヘラクレイア]
Zeuxis of Herakleia

前5世紀末~4世紀初頭にアテネで活躍したギリシアの画家。おそらく南イタリアのヘラクレイア出身。タソスのネセウス,あるいはヒメラのデモフィロスの弟子。文献のみによって知られるが,最も高名な古代ギリシアの画家の一人。アガタルコスの遠近法,アポロドロス明暗法をさらに発展させ,迫真の写実を達成したと伝えられ,彼の描いたぶどうには小鳥が飛んできたという。大画家ポリュグノトスのエートスの表現よりも,むしろパトスの表現にすぐれていた。『神々とゼウス』『ケンタウロスの家族』『へびをつかみ殺す幼児ヘラクレス』など多くの作品を描いたが,いずれも現存しない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

あおり運転

危険運転の一種で、前方を走行する車両に対する嫌がらせ行為。車間距離を極端に詰めて道を譲るように強要する、猛スピードで追い回す、ハイビームやパッシング、並走しての幅寄せなどで威嚇する、といった行為が該当...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android