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ソシオ・エコノミックス socio‐economics

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世界大百科事典 第2版の解説

ソシオ・エコノミックス【socio‐economics】

社会経済学。経済過程を,独立のものとしてではなく,政治的,社会的そして文化的な過程との相互作用のもとにあるものとして扱う経済学。M.ウェーバーとT.パーソンズの著書名《経済と社会》からもうかがわれるように,こうした方向における経済研究はおもに社会学者によって構想されてきた。つまり,社会学的な観点を基礎にする経済学という意味で社会経済学socio‐economicsとよばれるのである。しかし,社会諸科学はそれぞれ独立したものとして論じられる傾向にあるため,社会的事実の一側面つまり物質的・技術的側面に関する部分的な研究として経済学を位置づけ,それと他の諸側面に関する研究とを総体的に関連づけるような試みは少なかった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のソシオ・エコノミックスの言及

【経済哲学】より

…たとえば,その現代における代表者ともいうべきF.A.vonハイエクは,人間の意識的もしくは反省的な行為を扱うものとしての主観主義の社会科学を唱えることを通じて,経済学の自然科学化を厳しく批判している。またソシオ・エコノミックスといわれる研究も,経済行為の象徴論的解釈をめざすものであり,主観主義の経済哲学と深い関係をもちつつある。また,日本における左右田喜一郎(そうだきいちろう),杉村広蔵,本多謙三らによる経済哲学の試みも,この範疇(はんちゆう)と考えられる。…

※「ソシオ・エコノミックス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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