タオユワン(桃園)県(読み)タオユワン(英語表記)Taoyuan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タオユワン(桃園)県」の意味・わかりやすい解説

タオユワン(桃園)〔県〕
タオユワン
Taoyuan

タイワン (台湾)北部の県。県庁所在地はタオユワン(桃園)市タオユワン(桃園)台地を中心とし,西はタイワン(台湾)海峡に接し,南東シュエシャン (雪山) 山脈タンシュイ (淡水) 河上流域に及ぶ。食糧作物は水稲,サツマイモを主とし,丘陵では柑橘類とチャ(茶)の栽培が盛ん。タオユワン市では軽工業が行なわれる。山間チヤオパンシャン (角板山)は避暑地として知られ,シーメン (石門) ダムは観光地ともなっている。鉄道と縦貫道路が台地の中央を通る。面積 1221km2。人口 193万4968 (2008推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android