タクリマカン砂漠(読み)たくりまかんさばく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タクリマカン砂漠」の意味・わかりやすい解説

タクリマカン砂漠
たくりまかんさばく / 塔克拉瑪干砂漠

中国、新疆(しんきょう)ウイグル自治区南部にある砂漠タクラマカン砂漠ともいう。北は天山山脈、南は崑崙(こんろん)山脈に囲まれたタリム盆地の中央部を占める。東西約1300キロメートル、南北約500キロメートル、面積27万平方キロメートルで、中国最大の砂漠である。移動砂丘が85%を占め、砂丘の高さは普通80~150メートルで、200~300メートルに達するものもある。東部ではおもに北東西部では北西の風の影響を受け、その形状も三日月形、格子状、魚鱗(ぎょりん)状、ピラミッド形とさまざまである。内部にはケリヤ河、ホータン河などが流れ込む。周辺にはタリム河が流れ、オアシスおよび集落が発達しており、砂丘も植生のある固定、半固定のものやゴビ(礫質(れきしつ)砂漠)となる。

[駒井正一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 シルク ロード

地表近くで見られる蜃気楼(しんきろう)現象の一種。晩春から夏にかけて、よく晴れた日に熱せられた道路のアスファルト面を遠くから視線を低くして見ると、水たまりがあるように見えることがある。これは地面付近の...

逃げ水の用語解説を読む