タルトゥース(英語表記)Tartūs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タルトゥース
Tartūs

シリア西部,地中海沿岸の港湾都市で,沖合いにワド島が浮び,防波堤となっている。 1970年代初めに創設された同名県の県都。古代にアンタラドゥスとして建設され,346年コンスタンチヌス帝により再建され,ローマ,ビザンチン時代を通して繁栄した。十字軍のときには城塞都市として使用された。オスマン帝国の治下で町は衰退し,重要性を失っていった。現在は,ラタキアに次ぎ,シリアで2番目の港湾都市で,漁港としても使用されるが,イラクからの石油パイプラインの終点でもあり,内陸地帯の農産物の集散地でもある。人口8万 (1992推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

タルトゥース(Tartus)

シリア西部の港湾都市。地中海に面する。沖合約2.5キロメートルにあるアルワード島とともに、フェニキア人の植民都市となり、交易の要地として栄えた。12世紀に十字軍の拠点となったが、13世紀末から14世紀初頭にかけてマムルーク朝によって陥落された。城壁に囲まれた旧市街には、十字軍時代の教会(現在は博物館)が残っている。タルトス。タルトゥス。トルトーザ

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