ダイハツシャレード

日本の自動車技術240選 「ダイハツシャレード」の解説

ダイハツシャレード

車両の大型化、大排気量化が進む中で、自動車の必要機能を原点から 考え直し、コンパクト化、低燃費省資源ならびに快適性を徹底的に追求した。 特に、エンジンにおいては、3気筒1000cc、バランサ付き、燃焼室に乱流生成 ポットを採用など数多くの新技術が盛り込まれている。特に、バランサについては クランク軸のバランスウエイトを所定質量に設定して、意図的にクランク軸に 偶力を発生させ、この偶力を打消す機能のバランスシャフトを設け、3気筒特有の 振動を低減し、静粛なエンジンとして注目された。  また、車両の投影面積が約5平方メートルで、小回りの効く使い勝手の良さを象徴する意味で「5平米カー」と称され、多くのユーザーに受け入れられた。保管場所ダイハツ工業株式会社 (〒563-8651 大阪府池田市ダイハツ町1番1号)
製作(製造)年1977
製作者(社)ダイハツ工業株式会社
資料の種類量産品
現状展示(静態)・公開
車名ダイハツ シャレード
モデル名XTE
会社名ダイハツ工業株式会社
製作開始年1977
設計者ダイハツ工業
車種・用途乗用車
実車所在/模型ダイハツ工業 広報部
スタイル小型四輪乗用車
ドア数5ドア
乗員5名
車両重量660
構造ハッチバック式セダン
バンパーあり
ステップなし
全長3460
全幅1540
全高1360
タイヤサイズ゙155 SR 12
前軸ストラット式
後軸アクスル ビーム式
軸距2300
前トレッドx後トレッド1300×1280
ステアリングラックピニオン式
ダンパーあり
スタビライザーあり
冷却/気筒配列水冷/3気筒直列
弁機構頭上カム式ベルト駆動
内径x行程76×73
排気量993
点火系イグニッション式バッテッリ点火
最高出力/回転数55/5500
排気浄化触媒付き希薄燃焼方式等
燃料タンク容量34リッター
ハイブリッドシステム形式なし
変速機常時噛合歯車式
駆動方式FF
モード燃費-
参考文献昭和52年10月4日 ダイハツ自動車販売株式会社発行「シャレード新型車解説書」
その他事項前照灯:2;ワイパー:あり;ワッシャー:あり;足ブレーキ:ディスク リーディング トレーリング;手ブレーキ:レバー式;比出力PS/l:55;最終減速:4.588;最高速度:(Km/h) 135;燃費率:210g/PS・h(3200rpm);

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

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