コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

チョガ・マミ Choga Mami

世界大百科事典 第2版の解説

チョガ・マミ【Choga Mami】

ザーグロス山脈の西麓にあるイラクの先史時代遺跡。北メソポタミアと南メソポタミアの先史時代文化の関係を探る目的で,オーツ夫妻David & Joan Oatesがこれまで知識の空白地帯であったイラン国境近くのマンダリー近辺を1960年から踏査し,いくつかのテルのうちここを選び発掘して,前6千年紀にさかのぼる最古の灌漑用の運河跡をはじめて確認した。サーマッラー期の運河の遺構はテルの南西部で発掘され,約2mの幅をもち,時代による移動の跡が認められた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のチョガ・マミの言及

【メソポタミア】より

…前6千年紀には東シリアのハラフ(ハラフ文化),北イラクのハッスナ(ハッスナ文化)などで,より進んだ村落文化がみられる。わずかに遅れてザーグロスの丘陵のチョガ・マミ,サーマッラー近くのテル・アッサッワーンTell al‐Sawwānなどにサーマッラー文化が成立した。前者は天水農耕成立のための限界降雨量の地域にあり,また後者では天水農耕はまったく不可能であった。…

※「チョガ・マミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

チョガ・マミの関連キーワードザーグロス山脈

今日のキーワード

塞翁が馬

《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》人生の禍福は転々として予測できないことのたとえ。「人間万事塞翁が馬」[補説]昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいた老人の馬が胡(こ)の地に逃げたが、数か月後...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android