コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

チリイバラガニ Lithodes antarcticus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チリイバラガニ
Lithodes antarcticus

軟甲綱十脚目タラバガニ科。甲幅 20cmに達する大型種で,チリ南部から南アメリカ大陸南端を経てアルゼンチンのブエノスアイレス沖まで,パタゴニア地方沿岸に分布する。甲,鋏脚,歩脚は円錐形の突起で覆われる。形態は北太平洋の水深 400~600mに生息するイバラガニモドキ L. aequispina に似ているが,本種のほうが突起の数が多い。肉質がよく,また,イバラガニ類としては例外的に浅海に生息する(漁場は水深 50~100m)ため,水産業上の重要種である。主産地のチリでは Centolla del Sur(南のイバラガニ)と呼ばれる。(→甲殻類十脚類節足動物軟甲類

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

チリイバラガニの関連キーワード甲類

今日のキーワード

だまされたふり作戦

「振り込め詐欺」に代表される特殊詐欺事件の警察による捜査手法の一つで、振り込め詐欺と思われる不審な電話があった時、被害者が協力してだまされたふりをし、容疑者の電話番号、振込先、訪問時間などを聞き出し、...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android