デジタル大辞泉 「ティベスティ高原」の意味・読み・例文・類語 ティベスティ‐こうげん〔‐カウゲン〕【ティベスティ高原】 《Massif du Tibesti》⇒ティベスティ山地 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ティベスティ高原」の意味・わかりやすい解説 ティベスティ高原てぃべすてぃこうげんTibesti Massif アフリカ北部、サハラ砂漠南東部のチャド北西端(一部はリビア、ニジェール)にある高原。中・古生代の主として砂質の堆積(たいせき)岩類が削り出された上に、新生代の火山岩がところどころを覆う。南東部にある最高峰エミ・クーシ山(3415メートル)は、サハラ砂漠でもっとも高い。山頂部一帯では、乾季の夜間に凍結が生じるほど低温となる。一方、雨季には地形性の降雨があるので、河谷が刻まれオアシスが発達している。[田村俊和] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例