翻訳|taper
細長い物の径、幅、厚みが長さに比例して先細りになっていることで、その両側の側面の角度は同一になる。たとえば、100分の1のテーパーであれば、100ミリメートルあたりに直径、幅、厚みが1ミリメートル小さくなり、この時の片側の傾きは、200分の1となる。この片側の傾きのことを勾配(こうばい)とよぶ。つまり、勾配は、物体の片側にどの程度の角度がついているかであり、反対側の角度とは、無関係に、その面の傾斜角度の大きさを表していることになる。軸などでは、ある部分からその直径がしだいに小さくなっているようなとき、テーパーがついているという。先細(さきぼそ)にしたねじはテーパーねじ、先細のリーマーはテーパーリーマー、先細のピンはテーパーピンという。このようなテーパーは、2要素を結合する際の両者の芯出し(二つ以上の軸部品を結合する際、それぞれの回転軸芯の位置があうよう、軸の位置を調整する作業。心出しとも表記する)、位置決め、結合力の保持などの目的で、機械部品に設けられる。
[中山秀太郎・清水伸二]
日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...