リーマー(その他表記)reamer

翻訳|reamer

デジタル大辞泉 「リーマー」の意味・読み・例文・類語

リーマー(reamer)

金属にあけた穴の内面寸法どおりに精密に仕上げるための工具円筒外周に溝や切れ刃をつけたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「リーマー」の意味・読み・例文・類語

リーマー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] reamer ) ドリルであけた穴の直径を適切な寸法に広げ、内面を美しく仕上げる工具。

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改訂新版 世界大百科事典 「リーマー」の意味・わかりやすい解説

リーマー
reamer

ドリルであけられた穴は,内面の粗さ,真円度,直径,真直度などの精度は低い。これを修正して正確な穴に仕上げるのに用いられる切削工具をリーマーといい,ドリルのように回転させながら穴の中に送り込み,直径で0.05~0.5mm程度だけ軽く削りとって仕上げる。手作業で使用するハンドリーマーは柄の部分がまっすぐのストレートシャンクが多く,ボール盤や旋盤などの工作機械に取り付けて使用するマシンリーマーでは,テーパーをつけたテーパーシャンクが多い。切刃は直線刃のものが多いが,穴にキーみぞや油みぞがある場合,あるいは深い穴の場合はねじれ刃が適当である。刃部,シャンクとも高速度鋼で一体に作られたソリッドリーマーがふつうであるが,刃の取替えや直径の調節が可能なアジャスタブルリーマー中空頭部をシャンクにはめて使用するシェルリーマーなどもあり,また刃部に超硬合金を用いるものも利用されている。深い穴に対しては,びびり振動を防止するため不等ピッチの切刃とすることもある。切削油剤を用いれば加工精度がよくなるが,油の種類によっては仕上寸法が変化するので注意を要する。
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百科事典マイペディア 「リーマー」の意味・わかりやすい解説

リーマー

穴加工用の切削工具。ドリルなどであけた穴を高精度のきれいな面に仕上げるのに使用。円筒の軸に平行な刃をもつものと,ねじれ刃のものがある。全体の形からソリッド形,シェル形,アジャスタブル形,用法からハンドリーマー,マシンリーマーなどの区別がある。
→関連項目切削工具中ぐり盤

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