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共同通信ニュース用語解説 「データセンター」の解説

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インターネットサーバー通信機器を集積させ、大量のデータを処理する施設。近年主流の大型施設の場合、1棟当たりの消費電力は少なくとも一般家庭約1万世帯分に相当する。大都市圏への集中課題で、政府は地方分散を促している。富士キメラ総研によると、クラウドサービス普及生成人工知能(AI)の登場で需要が高まっており、関連する国内市場は2029年に5兆4036億円(24年は4兆180億円)へ拡大する見込み

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百科事典マイペディア 「データセンター」の意味・わかりやすい解説

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複数のコンピュータを接続し,データ処理・伝送する施設もしくは機関。情報通信機器に適したスペースの提供,各種サーバーの利用者への貸し出しや保守・管理サービスやスペースそのものを呼ぶこともある。インターネット・データセンターともよぶ。ユーザーはサーバーや回線機器などを用意し,高品質なインターネット環境や安定した電源供給,高度な耐震設備を提供するコロケーションサービスや,ユーザーの使用するサーバーの容量を貸し出すホスティングサービスなどの提供を受ける。利用者にとっては,信頼性の高いサーバー環境と保守運用体制をアウトソーシングすることができ,コスト削減が可能となる。データセンター事業者がコンテンツの企画や製作に乗り出すケースがある。

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