トグルル・ベグ(その他表記)Tughril Beg; Toghrïl Bag

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トグルル・ベグ」の意味・わかりやすい解説

トグルル・ベグ
Tughril Beg; Toghrïl Bag

[生]990頃
[没]1063
イラン,セルジューク朝の創始者 (在位 1037~63) 。シルダリア下流域に移住したオグズ族の族長セルジュークの孫。 1016年頃兄弟のチャグリとともにマーワラー・アンナフルに入ったが,ガズニー朝マフムードに敗れ,ホラズムに退去。その後ホラーサーンに侵入し,37~38年にはメルブとニシャプールを従えてセルジューク朝の基礎を確立。 40年にダンダンカーンの戦いでガズニー朝のマスウードを破ったのち,ホラーサーンからアナトリア方面へ進出,ついに 55年バグダードに入城し,ブワイフ朝勢力を排除して,アッバース朝カリフからスルタンの号を受けた。ここに彼は,シーア派のファーティマ朝およびブワイフ朝に対抗して,イラン,イラクの地にスンニー派支配体制を復活させた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

地表近くで見られる蜃気楼(しんきろう)現象の一種。晩春から夏にかけて、よく晴れた日に熱せられた道路のアスファルト面を遠くから視線を低くして見ると、水たまりがあるように見えることがある。これは地面付近の...

逃げ水の用語解説を読む