トランスバール共和国(読み)トランスバールきょうわこく

大辞林 第三版の解説

トランスバールきょうわこく【トランスバール共和国】

〔Transvaal〕 1852年ボーア人が南アフリカのバール川の北に建てた国。首都プレトリア。金鉱が発見されると、イギリスが侵略したため南アフリカ戦争となり、1902年敗れてオレンジ自由国と共にイギリスに併合され、10年南アフリカ連邦の成立の際にその一州となった。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

トランスバールきょうわこく【トランスバール共和国】

1910年の南アフリカ連邦成立以前のボーア人共和国の一つ。正称は南アフリカ共和国。現在は南ア共和国北東部のトランスバールTransvaal州となっている。1835年からのボーア人の内陸への大移動(グレート・トレック)の結果,バール川以北にボーア人の自治国が建国され,イギリス政府も52年のサンド・リバー協定によってこれを承認,M.プレトリウスが初代大統領となった。海への出口を持たない同国の財政は苦しく,政治的安定を欠いていた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

人望

信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること。「人望を集める」「人望を失う」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android