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トルクメン族 トルクメンぞくTurkmen

翻訳|Turkmen

世界大百科事典 第2版の解説

トルクメンぞく【トルクメン族 Turkmen】

中央アジア,西アジアのトルコ系民族集団の呼称。歴史的にはペルシア語トゥルクマーン(トルコマーン)Turkmānと呼ばれる。イスラム史料には10世紀から現れる。11世紀のマフムード・カシュガリーは,呼称の語源を,〈トルコ人に似たもの(トゥルク・マーナンド)〉であると説明している。現代では,〈敬虔なトルコ人(トゥルク・イマーン)〉に由来するという説や,トゥルクに強意の接尾辞を付けた〈まぎれもなきトルコ人〉との意味であるとする説がある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のトルクメン族の言及

【住居】より


【総説】
 住居の類語としては,すぐに住宅・住いがあげられる。住宅と住居を比べると,住宅のほうが人間のすみかとしての建物の側面を強く含意する。住い(すまひ)は〈すまふ〉の連用形の名詞化であり,当て字として〈住居〉を用いることがある。つまり住居と住いは一応同義ととらえてよいし,そこには住むという人間の能動的な営み,すなわち人の暮しが浮き出されている。《日本大辞書》(山田美妙著,1892‐93)によると,〈すむ〉には(1)居所を定める〈住む〉,(2)濁りがなくなる〈澄む(あるいは清む)〉,(3)事終わってすべて澄むの〈済む〉があてられており,《岩波古語辞典》では〈すみ(棲み・住み)〉は〈スミ(澄)〉と同根であり,あちこち動きまわるものが,一つ所に落ち着き定着する意とある。…

【トルコ族】より

…そして,10世紀の中ごろにシル・ダリヤ北方の草原地帯で遊牧生活を送り,素朴なシャマニズムを信仰していた〈オグズ〉と総称されるトルコ系部族に属する人びとの一部が,やがて南下して,マー・ワラー・アンナフルに入り,イスラムを受容した。中世のイスラム史料は,これらイスラム化したオグズ族を〈トゥルクマーンTurkmān〉(トルクメン族)とよんだ。彼らはさらに南下し,北東イランのホラーサーンに入ると,マシュハドを中心にセルジューク朝(1038‐1194)を建てた。…

※「トルクメン族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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