ドラゴ・ドクトリン(英語表記)Drago Doctrine

世界大百科事典 第2版の解説

ドラゴ・ドクトリン【Drago Doctrine】

1902年12月29日,アルゼンチンの外相ルイス・マリア・ドラゴLuis María Drago(1859‐1921)がアメリカ合衆国大統領T.ローズベルトあての書簡の中で表明したもので,債権国債務取立てに武力を行使することに反対した宣言。そのきっかけは,同月9日,ベネズエラ債務不履行を煮やしたドイツ政府が,イギリス(後にイタリアも参加)の協力を得て武力でベネズエラの港湾を封鎖し,関税収入を押収しようとしたことにあった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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