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ニヌルタ

百科事典マイペディアの解説

ニヌルタ

古代バビロニアの豊穣・戦闘の神。〈ニンウルタ〉とも読み,エンリルの子とされる。元来シュメール起源の神で,ニンギルスとしばしば同一視される。

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世界大百科事典 第2版の解説

ニヌルタ【Ninurta】

バビロニアの神。ニンウルタともいう。元来はシュメールの神でその名は〈大地の主〉の意。エンリルの子で,自分自身の町をもたず,ニップールにその祭儀が並存した。シュメール神ニンギルスNingirsuと同じ系譜を有し,豊穣と戦闘の神という性格も共通であるため,古バビロニア時代から両神は同一視される傾向があった。シュメール語の詩《王,嵐,その光輝は威圧する》《アンのごとく造られしもの》やアッカド語の神話《アンズ》ではニヌルタの英雄的行為が語られている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニヌルタ
にぬるた
Ninurta

メソポタミア(とりわけアッシリア)神話の狩猟、戦争の神。以前はニニブNinibとよばれていた。別名ウラシュ。本来はシュメールの原初の神で、植物神であった。風と嵐(あらし)の天空神エンリルとのつながりから強い神とみなされるようになり、またときには医療神ともされる。配偶女神はグラあるいはババである。[矢島文夫]

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