ヌブー(Ginette Neveu)(読み)ぬぶー(英語表記)Ginette Neveu

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヌブー(Ginette Neveu)
ぬぶー
Ginette Neveu
(1919―1949)

フランスの女流バイオリン奏者。パリ生まれ。パリ音楽院卒業後、ジョルジュ・エネスコとカール・フレッシュに師事して腕を磨き、1935年ワルシャワのウィエニアフスキー国際コンクールで優勝して名をあげ、36年ニューヨーク、38年ベルリンでデビュー、圧倒的な人気を得た。第二次世界大戦後、華やかな活動を再開してほどなく、渡米途中の航空機事故で死去。卓越した技巧、激しい情熱、厳格な様式感覚に支えられた演奏は、残されたレコードにわずかにそのおもかげをとどめている。

[岩井宏之]

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