横溢(読み)オウイツ

デジタル大辞泉 「横溢」の意味・読み・例文・類語

おう‐いつ〔ワウ‐〕【横×溢/××溢】

[名](スル)水がみなぎりあふれること。また、気力などがあふれるほど盛んなこと。「―する若い力」「生気―」
太陽が出るや否や、水門の水が放たれたような―で、光は地平線まで一気にほとばしる」〈野上迷路
[類語]湧き上がる込み上げる湧き起こるあふれるこぼれるあふれ出るあふれ出す満ちあふれるはみ出るはみ出す湧く充溢じゅういつ飽和

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精選版 日本国語大辞典 「横溢」の意味・読み・例文・類語

おう‐いつワウ‥【横溢・汪溢】

  1. 〘 名詞 〙 水がみなぎりあふれること。気力などがあふれ流れるほど盛んなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「衝激渋滞河床堆淤水面亢隆横溢等の害を除き」(出典:地方官会議日誌‐九・明治八年(1875)七月二日)
    2. 「若若しい木のやうに伸び行く力は、〈略〉横溢してゐる」(出典:抒情小曲集(1918)〈室生犀星〉自序)

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