ハカマカズラ(読み)はかまかずら

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハカマカズラ
はかまかずら / 袴葛
[学]Bauhinia japonica Maxim.

マメ科の常緑藤本(とうほん)(つる植物)。夏に総状花序を直立し、淡黄緑色花を多数つける。中央が深く切れ込む葉形からこの名がある。和歌山県から沖縄にかけて自生する。ハカマカズラ属は温帯から熱帯に300種以上あり、日本では属名のバウヒニアの名で次の各種が栽培される。ムラサキモクワンジュB. purpurea L.は小苗でも大きな紫赤色花を開き、観賞温室で栽培する。熱帯アジアでは若芽や花を食用にするという。ほかに白色花のモクワンジュB. acuminata L.や、黄色花のキバナモクワンジュB. tomentosa L.など、丈が低く花がよくつく種類が栽培される。[高林成年]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のハカマカズラの言及

【バウヒニア】より

…マメ科のハカマカズラ属Bauhiniaの花木を一般にバウヒニアと総称して呼ぶ。ハカマカズラ属は日本にはハカマカズラB.japonica Maxim.1種を産するだけだが,熱帯圏には多くの種があり,200種を越える。…

※「ハカマカズラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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