ハドン(読み)はどん(その他表記)Hadong

デジタル大辞泉 「ハドン」の意味・読み・例文・類語

ハ‐ドン(Ha Dong)

ベトナム北部、首都ハノイの南西郊の都市。ハータイ省の省都だったが、2008年にハノイ市に吸収合併。製糸工業が盛んで、特に絹製品が有名

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハドン」の意味・わかりやすい解説

ハドン
はどん
Hadong

ベトナム北部、ハタイ省(人口238万7000。1999)の省都。ハノイの南西11キロメートル、ソンコイ・デルタのほぼ中央に位置し、国道6号が通じる。人口3万8859(1989)。古くから絹織物業が盛んで、現在は付近の町や村とともに織物農具製糖を中心とする工業地帯を形成している。家具磁器などの伝統的な家内工業も発達し、付近では米作のほか、クワその他多くの工芸作物が栽培されている。

[菊池一雅]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハドン」の意味・わかりやすい解説

ハドン
Ha Dong

ベトナム北部の都市。首都ハノイの経済圏に入る衛星都市で,その南西郊に位置する。商業と製糸工業が盛ん。

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