ハネムーン(読み)はねむーん(英語表記)honeymoon

翻訳|honeymoon

日本大百科全書(ニッポニカ)「ハネムーン」の解説

ハネムーン
はねむーん
honeymoon

結婚後の1か月、蜜月(みつげつ)、新婚の月の意。現在は新婚旅行をいうことが多く、この旅行中に懐胎した子供をハネムーン・ベビーという。ハネムーンは、愛情の絶頂を満月に例えて月がしだいに欠けるように愛情も冷めるということからとも、また古代ドイツのチュートン人の間で結婚後の1か月を蜂蜜(はちみつ)でつくった酒を飲んで祝った風習からともいう。さらには、略奪婚が行われたころ、奪った妻を監禁して彼女が身内に救いを求めるのを防いだ期間が起源ともいわれているが定説はない。

[佐藤農人]

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精選版 日本国語大辞典「ハネムーン」の解説

ハネムーン

〘名〙 (honeymoon)
① 結婚後の一か月。新婚の月。蜜月。
※くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉六「然るに蜜月(ハネイムーン)の夢未だ円ならざる中から」
② 新婚旅行。蜜月旅行。
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録一〇「歓娯月(ホネームウン)〔訳者云く英国の風俗夫婦婚礼終て或は外国又は他所に往き一二月を歓娯の中に送るを以て例と為す。之を名ぞけて(ホネームウン)と云ふ〕」

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世界大百科事典内のハネムーンの言及

【ミツバチ(蜜蜂)】より

…また,古代エジプトの墓から,3000年以上も前のみつの入った壺も見つかっている。ハネムーン(みつ月)ということばは,古代ゲルマン民族の風習にもとづいているが,当時の新婚夫婦は1ヵ月もの間,みつを発酵させた酒を飲む習慣があったらしい。はちみつは消化吸収がよく,栄養価も高いので,病人食や,美容飲料として愛用されることが多い。…

※「ハネムーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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