コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハビタブルゾーン ハビタブルゾーン habitable zone

2件 の用語解説(ハビタブルゾーンの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ハビタブル‐ゾーン(habitable zone)

宇宙における、生命の生存に適した領域。恒星の周囲をまわる惑星の表面において、水が液体で存在する温度になる領域を指す。太陽系の場合、地球の公転軌道程度の距離に相当する。広義には、水だけではなくメタン二酸化炭素が液体で存在する領域も含まれる。いずれも、生命が存在するためには有機物が液体に溶け込み、蒸発や降雨などによって凝集が起こることが重要だと考えられている。また、生命の存在だけでなく、進化にも適した領域をゴルディロックスゾーンという。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハビタブルゾーン
はびたぶるぞーん
habitable zone

天文学上で考察される、生命が誕生、発展する状況に適した恒星からの距離に応じた領域。略称HZ。生命の誕生には、適当なエネルギーと、水が液体で存在できることが必要である。各惑星系(系外惑星系)の主星(または中心星、系外惑星が公転する恒星など)からの距離により、各惑星が受け取るエネルギーが変化する。地球型生命の場合、水が液体であるような距離領域が必要である。
 地球を含む太陽系では、ハビタブルゾーンは0.97から1.39AU(天文単位、太陽地球間平均距離のこと)であり、その範囲にある惑星は地球のみである。系外惑星系での生命の発見への指標の一つと考えられている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ハビタブルゾーンの関連キーワード宇宙生物学宇宙の地平線諸有宇宙観知的生命銀河の極ゴルディロックスゾーン生存給付金付定期保険古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法《地球上における生命の起源》

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ハビタブルゾーンの関連情報