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ハリデ・エディプ・アドゥバル Halide Edip Adıvar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハリデ・エディプ・アドゥバル
Halide Edip Adıvar

[生]1884. イスタンブール
[没]1964.1.9. イスタンブール
トルコの女流作家。トルコにおける婦人解放運動の先駆者。アメリカ系女学校卒業。 1908年頃から新聞,雑誌に執筆し,社会活動を始めた。 17年医師で歴史家のアドナン・アドゥバルと結婚。第1次世界大戦中は夫とともにシリア方面で教育活動に従事。戦後,アナトリアにおけるケマル・アタチュルクらの祖国解放運動に参加。 25~38年パリ,ロンドン,アメリカ,インドに旅し,各地でトルコ文学に関する講演を行なった。帰国後,イスタンブール大学の英文学教授 (1939) となり,50~54年国会議員。代表作『はえのいる雑貨屋』 Sinekli Bakkal (36) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハリデ・エディプ・アドゥバル
はりでえでぃぷあどぅばる
Halide Edip Adivar
(1884―1964)

トルコの女流小説家。イスタンブールの女学校卒業。祖国解放戦争中はケマル・アタチュルクとともに戦ったが、その後反目して夫とともに国外に去り、各地でトルコ文学・思想に関する講演を行った。アタチュルクの死後帰国(1939)、イスタンブール大学英文学教授に就任。トルコ社会を描いた代表作『蠅(はえ)のいる雑貨屋』(1936)は、そのメロドラマ的な叙述のなかに英米作家の影響がみられる。[永田雄三]

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