クロロホルム,ブロモホルム,ヨードホルムなど,トリハロメタンを生成させる反応をいう.アセチル基を含むケトンにアルカリの存在下,ハロゲンを作用させてトリハロゲン化し,さらに水酸化物イオンがカルボニル基を攻撃するとトリハロメタンが生成する.とくにヨードホルムの生成は,メチルケトンの検出に利用される.この反応は,メチルケトンをカルボン酸に変換するのにも利用される.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...