コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハンバハ祝祭 ハンバハしゅくさいHambacher Fest

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハンバハ祝祭
ハンバハしゅくさい
Hambacher Fest

1830年フランスに起った七月革命の影響を受け,32年5月 27日,ドイツのファルツにあるハンバハの古城で開催された民衆大会。約3万にのぼる自由,民主,共和主義諸勢力が参集し,ドイツの統一と人民主権を主張。自由ヨーロッパ連邦建設決議やポーランドからの逃亡者激励などの国際主義的なものもみられた。メッテルニヒ体制をゆさぶる民衆運動であったが,メッテルニヒはドイツ連邦議会に働きかけて,32年6月 28日,出版,結社,集会の自由を完全に抑圧する決議を行わせた。この集会の議事を牛耳った A.ウィルトは禁錮刑に処せられ,他の指導者たちは国外に亡命した。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

ハンバハ祝祭の関連キーワード奴隷制廃止運動民衆を導く自由の女神パーマストン(子)ギゾースタンダールフランス史(年表)シャルルルイフィリップ赤と黒お蔭参り

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android