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バイオチップ ばいおちっぷ biochip

翻訳|biochip

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知恵蔵2015の解説

バイオチップ

DNA、たんぱく質、糖鎖などのバイオ分子や、これらを有する細胞などを基板上に多数固定したもの。それぞれDNAチップ、たんぱく質チップ(プロテインチップ)、糖鎖チップ、細胞チップと呼ばれる。チップ上のバイオ分子と特異的に相互作用する標的分子や化合物などを、大量かつ同時並行的に分析できる。DNAチップが代表的。DNAチップは、遺伝子チップ、ジーンチップ(商品名)、DNAマイクロアレイとも呼ばれる。基板上の微小区域に数万種類のDNA断片を乗せ、何千何万種類の遺伝子の発現状況を一度に調べることができる。細胞からmRNAを抽出し、これよりcDNA(相補DNA=mRNAと相補的に結合するDNA一本鎖)を酵素反応により作製すると、細胞内で発現している遺伝子に対応した多数のcDNAが得られる。これらのcDNAを蛍光色素などで標識して、DNAチップ上の数万種類のDNA断片と結合させる。この結合パターンを調べれば、細胞内で発現している遺伝子がわかる。

(川口啓明 科学ジャーナリスト / 菊地昌子 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

バイオチップ(biochip)

DNAたんぱく質糖鎖などの生体分子半導体製造における微細加工技術(MEMS)を応用し、基板上に固定したもの。それぞれ、DNAチップ、プロテインチップ、糖鎖チップなどとよばれる。特定の物質と相互作用する標的分子の探索や、ある遺伝子発現と関わるDNA断片の探索などに利用される。蛋白質(たんぱくしつ)チップ。生体素子バイオ素子

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バイオチップ
バイオチップ

生物素子」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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