デジタル大辞泉 「バガモヨ」の意味・読み・例文・類語 バガモヨ(Bagamoyo) タンザニア東部、インド洋岸の都市。ダルエスサラームの北西約70キロメートルに位置する。ザンジバル島に面し、19世紀半ばに奴隷や象牙の積出港として栄えた。19世紀末から20世紀初頭にかけて、ドイツ領東アフリカの首都が置かれた。奴隷貿易に関する遺構やドイツの要塞跡などが見られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バガモヨ」の意味・わかりやすい解説 バガモヨBagamoyo タンザニア東部,インド洋にのぞむ港湾都市。プワニ州の州都。ダルエスサラームの北西 75kmに位置する。かつてはタンガニーカ湖東岸のウジジからのアラブ人隊商路の終点で,アラブ人による奴隷積出し港として知られた。地名はスワヒリ語の bwagamoyoに由来し,「魂をこの地に残す」の意。 1887~91年にはドイツ東インド会社の本社がおかれた。 D.リビングストンが建てた聖堂が残り,同聖堂付属のリビングストン博物館がある。人口約1万 6000。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by