バシリウス

デジタル大辞泉 「バシリウス」の意味・読み・例文・類語

バシリウス(Basilius)

[330ころ~379]ギリシャの教父。アリウス派と論争し、正当教義確立に尽くした。東方正教会の修道生活の父とよばれる。大バシリウス。バシレイオス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「バシリウス」の意味・読み・例文・類語

バシリウス

(Basilius) ギリシア神学者東方教会の教父。グレゴリオスの兄。カッパドキアの三教父の一人。病人や貧窮者の救済につとめ、アリウス派などの異端的教義を論駁した。彼の定めた修道院規則は東方教会の規則のもととなる。主著「聖霊論」「エウノミオス駁論」。バシレイオス。(三三〇頃‐三七九

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バシリウス」の意味・わかりやすい解説

バシリウス
ばしりうす

バシレイオス

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のバシリウスの言及

【バシレイオス[カッパドキアの]】より

…アリウス派問題の解決に尽力したギリシア教父。ラテン名はバシリウスBasilius。〈カッパドキア三星〉のひとり。…

※「バシリウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android