バジリカータ(読み)ばじりかーた(英語表記)Basilicata

日本大百科全書(ニッポニカ)「バジリカータ」の解説

バジリカータ
ばじりかーた
Basilicata

イタリア南部の州。面積9992平方キロメートル、人口59万5727(2001国勢調査速報値)。古称および1932~48年の旧称はルカニアLucania。ポテンツァマテーラの2県からなり、州都はポテンツァ。州の西部はルカニア・アペニン山脈が走り、山がちである。それに対して、東部は丘陵地状で、古代ギリシア都市遺跡メタポントMetaponto周辺の海岸地帯には狭いながらも平野が広がる。かつてマラリアの多い湿地帯であったその平野は、1950年以降の干拓・土地改良の結果、いまでは豊かな農業地帯に変貌(へんぼう)を遂げている。また小規模な伝統的生産が支配的であった工業の分野でも、メタンガスがフェッランディーナで、石油がピスティッチで発見されたのを契機として、化学などの近代的工業が発展しつつある。

[堺 憲一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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