バンダバーグ(英語表記)Bundaberg

デジタル大辞泉 「バンダバーグ」の意味・読み・例文・類語

バンダバーグ(Bundaberg)

オーストラリア、クイーンズランド州南東部の港湾都市ブリスベーン北西約390キロメートル、バーネット川の河口に位置する。周辺ではサトウキビを産し、粗糖積出港になっている。グレートバリアリーフ南部の観光拠点であり、レディーエリオット島フェリーで結ばれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「バンダバーグ」の意味・わかりやすい解説

バンダバーグ
Bundaberg

オーストラリア東部,クイーンズランド州南東部,ブリズベーンの北約400km(道路距離)にある都市。人口3万8000(1991)。バーネット川の河口近くの右岸に位置し,周辺のサトウキビ栽培地帯(1875入植)を後背地とした地方中心都市,港湾都市。粗糖輸出港で,専用積込施設をもつ。製糖工場(1882建設)やサトウキビ栽培用農業機械工場がある。1913年市制を施行名称は調査者に対する原住民の呼び名に由来する。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バンダバーグ」の意味・わかりやすい解説

バンダバーグ
ばんだばーぐ
Bundaberg

オーストラリア、クイーンズランド州南東部、ブリズベンの北北西387キロメートル(道路距離)にある都市。人口4万3549(2001)。バーネット川河口近くの右岸に位置する。周辺のサトウキビ栽培地帯(1875入植)を後背地とした地方中心都市で、港湾を有する。港は粗糖輸出港(年間約60万トン)で専用積み込み施設をもつ。精糖工場(1882創設)やサトウキビ用農業機械工場がある。1913年市制施行。名称は先住民が調査者に名づけた名に由来する。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バンダバーグ」の意味・わかりやすい解説

バンダバーグ
Bundaberg

オーストラリア,クイーンズランド州南東部,ブリズベンの北 394kmにある都市。歴史の古いサトウキビ栽培地帯を控え,砂糖積出港,精糖工場,サトウキビ用農業機械工場がある。人口3万 2737 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android