バンレイシ科(読み)バンレイシか(その他表記)Annonaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バンレイシ科」の意味・わかりやすい解説

バンレイシ科
バンレイシか
Annonaceae

双子葉植物モクレン目の1科。熱帯地方,特に旧大陸の熱帯,亜熱帯を中心に 120属 2000種以上が知られている。ごく一部の例外を除いて高木または低木となり,分裂しない単葉を互生または対生する。花は放射相称の両性花 (ときに単性花) で,花被片は3~6枚,外側に萼片状の1~2枚がつく。おしべは無数にあって螺旋状に配列し,めしべも多数ある。これらのめしべ (→子房 ) は果時に癒合して大きな集合果をつくることが多い。集合果は多肉,多汁で食用となるものも多く,バンレイシ (蕃茘枝),チェリモヤ (ともに Annona属) ,ポーポー (Asimina属) などは代表的な熱帯果樹である。

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