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バーキー Bâkî, Mahmud Abdülbâkî

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バーキー
Bâkî, Mahmud Abdülbâkî

[生]1526. イスタンブール
[没]1600.4.7. イスタンブール
オスマン帝国の宮廷詩人。ウレマー (イスラムの学識者) の子として生れ,馬具屋の徒弟に出されたが,のち法律を学び,スレイマン1世の廷臣となった。言葉の厳密な選択や,巧妙な作詩法にすぐれた才能を示し,スレイマン1世の死をうたった荘厳な哀悼の詩は傑作の一つ。『詩集』 Dîvânは,1936年にアラビア文字からローマ字に移され,出版された。

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世界大百科事典 第2版の解説

バーキー【Mahmut Abdül Baki】

1526‐1600
オスマン帝国古典期の宮廷詩人。馬具職人の徒弟から学芸をもって立身し,シェイヒュル・イスラム(シャイフ・アルイスラーム)など国家の要職を歴任すると同時に,スレイマン1世の寵臣として,スルタンの戦勝に賛歌をささげ,その死をいたむ挽歌をつくった。彼の抒情詩は完ぺきな形式でオスマン帝国盛時の繁栄をうたうが,一種の無常感もただよわす。〈詩人たちのスルタン〉とたたえられた彼の作品は,遠くペルシア宮廷でも愛誦された。

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