バーレーン島(読み)バーレーンとう(その他表記)Bahrain Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バーレーン島」の意味・わかりやすい解説

バーレーン島
バーレーンとう
Bahrain Island

バーレーンの主島。国土の総面積の 8分の7を占め,北東部に中東地域の金融・商業の中心地である首都マナーマがある。アラビア半島とカタール半島に挟まれたペルシア湾南西の入り海,バーレーン湾に浮かぶ。地表は 1億4500万~260万年前に形成された石灰岩,砂岩,泥灰岩の堆積岩に覆われ,島の中央部は岩が多く不毛である。最高点はドゥハーン山(134m)。南部と西部の低地地域は塩沼(えんしょう)を伴う荒涼とした砂地だが,北部と北西部の沿岸部は湧水に恵まれ,ナツメヤシや野菜の灌漑農業が行なわれる。先史時代から人が居住し,前2000年前後にはシュメールとインダス川流域(→インダス文明)をつなぐ貿易中心地ディルムン Dilmun(またはテルムン Telmun)として繁栄した。マナーマ西方にある,ディルムン時代から 16世紀のポルトガル支配までの数層に及ぶ人間活動の痕跡はカラート・アル・バーレーン考古遺跡(バーレーン要塞)として 2005年世界遺産文化遺産に登録された。また北西寄りの内陸部にはディルムン時代のものとみられる王墓総数 1万2000基近くの埋葬塚が複数の墳墓群を形成し,2019年世界遺産の文化遺産に登録された。北東のムハッラク島シトラ島(→シトラ),西方のサウジアラビアフバルとは堤道や橋梁で結ばれている。

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