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パイプスチル pipe still

大辞林 第三版の解説

パイプスチル【pipe still】

石油精製の蒸留や分解工程で、原料油を加熱するための炉。中に油が通る数十本のパイプが設置され、バーナーで加熱する。また、蒸留装置全体をもいう。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パイプスチル
ぱいぷすちる
pipe still

石油精製工業における蒸留や分解工程で、原料油を加熱するために用いる炉。耐火れんが製炉の中に直径100ミリメートルくらいのパイプを水平に数十本並べて連結し、全体をバーナーで加熱する。パイプの中を原料油が高速で通過する間に加熱される仕組みである。この方式は、大量の原料油が迅速かつ均一に加熱され、効率が高く、連続運転や、温度・圧力の制御に適するなど多くの長所があるため、石油精製設備には欠くことのできない加熱装置である。なお、石油精製工場では蒸留塔などを含めた蒸留装置全部をパイプスチルと称することが多い。[松田治和]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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