翻訳|papillon
哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜イヌの1品種で、別名バタフライスパニエルbutterfly spanielともよばれる小形愛玩(あいがん)犬。フランス原産で、大きく左右に張り出すようについた耳が、あたかもチョウ(フランス語でpapillon)のはねを連想させるところから名づけられた。体格はほっそりと優美で、光沢のある絹糸状の長毛を有し、耳、尾、四肢などに飾り毛がある。耳は立っているものと垂れ耳のものがある。足先は兎趾(うさぎあし)(足先の握りが細長いものをいう)状に長い。歩様は軽快で、快活で利口である。毛色は白地に黒もしくは褐色の斑(はん)があり、トライカラーもみられる。斑の入りぐあいは、頭部では口吻(こうふん)部が白く、また鼻すじから前額にかけても、顔の左右に平均して分布した斑が中間に形づくるブレーズとよばれる白い部分がある。体高25~28センチメートル、体重5.4キログラム程度である。
[増井光子]
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…この期の作品は幻想の華麗な展開,内面の切実な吐露,夢と憧憬の抒情的世界への沈潜を特徴としており,ピアノ曲と歌曲に独自の境地を開いていった。ピアノ曲では《パピヨン》(1831),《謝肉祭》(1835),《幻想小曲集》(1837),《子どもの情景》(1838),《クライスレリアーナ》(1838),《幻想曲》(1838)など詩的な作品群のほか,ソナタや変奏曲など伝統的な形式にも新しい内容が盛られた。歌曲ではハイネ《詩人の恋》(1840),アイヒェンドルフ《リーダークライス》(1840),シャミッソー《女の愛と生涯》(1840)などロマン派詩人の作品に音楽をつけ,詩と音楽の高度の統一,ピアノ部分の充実など,シューベルトの遺産を受け継いで独自のロマン的様式を実現する。…
※「パピヨン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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