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パラントロプス・エチオピクス ぱらんとろぷすえちおぴくす Paranthropus aethiopicus

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知恵蔵2015の解説

パラントロプス・エチオピクス

中期から後期の猿人たちのうちで、歯と顎が巨大な3種(頑丈型猿人)。生息年代は、それぞれ270万〜230万年前、180万〜150万年前、230万〜130万年前。エチオピクス(エチオピアの)はエチオピアとケニアで、ロブストス(頑丈な)は南アフリカで、ボイセイ(ボイスという人名)はケニア、タンザニア、エチオピアで出土。乾燥した草原で硬い植物を食べるために歯と顎が巨大に発達し、頭頂部には側頭筋が付くためのゴリラのような矢状稜があるが、脳容積や体の大きさはアウストラロピテクスと本質的に変わらない。彼らがヒト属の人類に進化した可能性はない、と考えられている。

(馬場悠男 国立科学博物館人類研究部長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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