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パワーリフティング power lifting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パワーリフティング
power lifting

ウエイトリフティングと同様にバーベルを利用した,筋力向上を目的に考案されたトレーニングの一種。欧米では 1946年から,また日本では 1947年から競技としても行なわれるようになった。種目は,スクワット (バーベルを肩にかついで立ち,しゃがんでまた立ち上がる) ,ベンチプレス (ベンチに仰臥して両手でバーベルを胸の上に押し上げる) ,デッドリフト (床上のバーベルを両手で腰まで持ち上げて直立する) の三つで,その合計重量を競う。 1971年から世界選手権大会が開かれている。体重階級制で 11階級に分かれている。 1979年からは女子の世界選手権大会 (10階級) も行なわれるようになった。

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知恵蔵の解説

パワーリフティング

腰が膝より低い位置までしゃがんで立ち上がるスクワット、ベンチに仰臥してバーベルを胸の位置から差し挙げるベンチプレス、床のバーベルを垂直に引き上げるデッドリフトの3種目による、総挙上重量を争う。男子は52kg級から125kg超級までの11階級、女子は44kg級から90kg超級までの10階級で行われる。なかでも、下肢障害者が健常者と互角に競い合うことのできるベンチプレスが盛んで、単独の大会も行われ、パラリンピック種目にも加わっている。

(武田薫 スポーツライター / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

パワーリフティング

バーベルを持ち上げた3種目それぞれの最高重量の合計を競う競技。立った姿勢でバーベルを肩に担ぎ、いったんしゃがんで立ち上がる「スクワット」、仰向けになりバーベルを胸の上に持ち上げる「ベンチプレス」、床からバーベルを垂直に引き上げて、直立姿勢まで上げる「デッドリフト」がある。

(2015-12-05 朝日新聞 朝刊 岡山全県・1地方)

パワーリフティング

バーベルを肩で担ぎ、直立状態からひざを屈伸させる「スクワット」、仰向けの状態でバーベルを持ち上げる「ベンチプレス」、床に置いたバーベルを引き上げる「デッドリフト」の3種目があり、その合計重量で競う。国内の競技人口は約2万人という。

(2014-09-03 朝日新聞 朝刊 兵庫全県・2地方)

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世界大百科事典 第2版の解説

パワーリフティング【powerlifting】

スナッチとジャークの2種目で最高挙上重量を競うウェイトリフティングに対抗して,1950年代初期にアメリカで誕生した競技。スクワットsquat,ベンチ・プレスbench press,デッド・リフトdead liftの3種目の挙上重量を競う。これらはボディビルディングのトレーニングで使う種目であり,ボディビルダーにもウェイトリフティング的な競技会の機会をもたせようという目的でつくられた。誕生当初はオッド・リフト・コンテストodd lift contestと呼んでいたが,50年代の中期からパワーリフティング・コンテストと称するようになった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

パワーリフティング【power lifting】

バーベルを持ち上げてその重量を競う競技。重量挙げとは持ち上げ方などが異なる。スクワット・ベンチ-プレス・デッド-リフトの三種目がある。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パワーリフティング
ぱわーりふてぃんぐ
power lifting

パワーリフティングは、バーベル挙上を競うということでは、ウエイトリフティングと同類であり、歴史的な背景も同じであるが挙上方法に大きな違いがある。
 パワーリフティングはスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの三つの方法で各3回ずつ挙上し、そのうちの最高挙上記録で順位が決められる。(1)スクワット 台上に置かれたバーベルを両手を添えて両肩に担ぎ、膝(ひざ)を完全に伸ばし、胸を張った直立の姿勢から、レフェリーの合図で大腿(だいたい)上面が膝の上端部より低くなるところまでしゃがみ、そして立ち上がり、静止後バーベルを台上に戻す。(2)ベンチプレス ベンチ上に仰臥(ぎょうが)し、両手でベンチスタンドからバーベルを外し、胸につけ、レフェリーの合図で挙上する、次のレフェリーの合図でバーベルをスタンドに戻す。(3)デッドリフト プラットホーム上のバーベルを両手で握り、直立姿勢になるまで引き上げ、レフェリーの合図で戻す。[林 克也]

日本のパワーリフティング

1972年(昭和47)に日本パワーリフティング協会(JPA)を結成、1974年11月に国際パワーリフティング連盟(IPF)に加盟。日本の因幡英明(いなばひであき)は1974年から1983年にかけて、世界選手権大会52キログラム級で10連覇。その後も7回の優勝を重ね、通算で17回優勝という偉業を成し遂げている。
 1978年には女子の第1回全日本選手権大会が行われ、1980年の第1回世界女子選手権大会以来毎年上位入賞者を生んでいる。
 なお体重別階級は、男子52キログラム(以下キロと略す)以下、56キロ以下、60キロ以下、67.5キロ以下、75キロ以下、82.5キロ以下、90キロ以下、100キロ以下、110キロ以下、125キロ以下、+(プラス)125キロの11クラス。そして、女子44キロ以下、48キロ以下、52キロ以下、56キロ以下、60キロ以下、67.5キロ以下、75キロ以下、82.5キロ以下、90キロ以下、+(プラス)90キロの10クラスである。[林 克也]

ルール変更

2008年4月現在、男子52キロ以下と女子44キロ以下はサブジュニア(満14~18歳)とジュニア(19歳~23歳)の年齢区分のみにある階級となっている。[編集部]

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