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パーシェ指数 Paasche index

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法則の辞典の解説

パーシェ指数【Paasche index】

指数計算におけるウェイトとして,各時点の値を使う方式,すなわち

による指数をいう.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

パーシェしすう【パーシェ指数 Paasche index】

物価あるいは数量指数算式として,ドイツの経済学者パーシェHermann Paascheが1874年に提唱した方法による指数をいう。基準年次の第i番目の財・サービスの価格をpi0とし,比較年次の第i番目の財・サービスの価格,数量をそれぞれpi1,qi1とすれば,パーシェ物価指数Pと表される(パーシェ数量指数は,この式において価格と数量を入れ替えることによって得られる)。これは比較年次の数量が基準年次においても取引されたという考えに基づいている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パーシェ指数
ぱーしぇしすう
Paasche index number

指数算定方式の一つで比較時点をウェイトとした加重総和指数のこと。ドイツの経済学者H・パーシェが1874年に提唱。物価指数について示すと、個別商品の基準時の価格をp0、比較時点における価格をp1とし、比較時点におけるそれらの商品の数量をq1とすると、

で表される。これは、現在購入しているものの総金額を、その同量を過去の基準時において購入したと仮定した場合の総金額と比較してつくられる指数である。パーシェ算式では指数算定のつどウェイトを変更しなければならないという欠点はあるが、総金額の時間的変動のなかに含まれる数量的変動を明らかにするための物価指数としては、優れていると考えられている。また、消費者行動の理論との関連でいえば、パーシェ指数は、一般的な条件の下で、真の物価指数の下限となることが示されている。[高島 忠]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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