ビス

化学辞典 第2版 「ビス」の解説

ビス
ビス
bis

2を表す数詞接頭語.有機化合物では,2種類以上の基名を組み合わせてつくる複合基名をもつ原子団が,一つの化合物中に2個ある場合に用いる.たとえば,1,4-ビス(ニトロメチル)シクロヘキサン,ビス(2-アミノエチル)アミンなど.無機化合物では,同じ有機配位子を2個もつ錯体を命名する場合に使われる.たとえば,ビス(シクロペンタジエニル)マグネシウム

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

精選版 日本国語大辞典 「ビス」の意味・読み・例文・類語

ビス

〘名〙 (vis) 金属接合などに用いるねじくぎ。
※ぽんこつ(1959‐60)〈阿川弘之〉出あい「解体作業は、まずビスをはずして、ドアを取りこわすのから始めるのが常道だ」

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デジタル大辞泉 「ビス」の意味・読み・例文・類語

ビス(〈フランス〉vis)

小ねじ。先のとがっていない雄ねじ。
[類語]螺子ねじ雄螺子雌螺子木螺子ボルトナット

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビス」の意味・わかりやすい解説

ビス
びす

ねじ

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世界大百科事典内のビスの言及

【BIS】より

…国際決済銀行Bank for International Settlementsの略称。〈ビス〉ともいう。1930年1月,第1次大戦の戦敗国ドイツから賠償金を取り立て関係国に分配する機関としてスイスのバーゼルに設立され,同年5月から業務を開始した。…

※「ビス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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