デジタル大辞泉 「ビハール州」の意味・読み・例文・類語 ビハール(Bihar) インド北東部の州。州都パトナ。北部はガンジス川中流域にあたり、稲作が行われる。南部は鉄鉱・石炭などを産し、ダモダル川河谷では重化学工業が盛ん。2000年に南部がジャールカンド州として分離した。ビハール州中部の都市。もとマガダ国の首都。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビハール州」の意味・わかりやすい解説 ビハール〔州〕ビハールBihār インド北東部の州。ネパールと国境を接し,ガンジス川平原の東部を占める。州都はパトナ。古代マウリヤ朝,グプタ朝の故地として知られる。イギリス統治時代にはベンガルに属していたが,1956年の州再編成で州域が確定。 2000年州のほぼ南半分がジャルカンド州として分離した。毎年6月から 10月にかけて吹く南西モンスーンがもたらす雨を利用して米作が行われるほか,サトウキビ,ムギ類,トウモロコシ,ジュート,タバコなども栽培される。面積9万 9200km2。人口 8287万 8796 (2001) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報