世界遺産詳解 の解説 ピトンズマネジメントエリア【ピトンズ-マネジメント-エリア】 2004年に登録されたセントルシアの世界遺産(自然遺産)。カリブ海に浮かぶ小アンティル諸島のウィンドワード諸島に位置する同国南西部、大ピトン(標高777m)と小ピトン(同743m)の2つの小さな火山を中心とした陸海域が、自然保護区となっている(陸域保護地域 467ha、陸域多目的地域 1567ha、海洋管理地域 875ha)。ここには豊かで美しい熱帯・亜熱帯の自然が残されており、海域には珊瑚礁があり、168種の魚類やタイマイ、ゴンドウクジラなどが生息している。また、陸域には8種類の稀少な植物が自生する森林が広がり、鳥類や哺乳類の固有種が生息している。◇英名はPitons Management Area 出典 講談社世界遺産詳解について 情報