フェルナンデル(読み)ふぇるなんでる

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フェルナンデル
ふぇるなんでる
Fernandel
(1903―1971)

フランスの俳優。本名Fernand Joseph Dsir Contandin。寄席(よせ)芸人を父にマルセイユに生まれる。少年時代から舞台に立つ。コメディアン、歌手を経て、1930年に映画にデビュー、『アンジェール』(1934)で一躍有名になる。1950年代の「ドン・カミロ」シリーズで名声を不動にし、ちゃめっ気な身ぶり、剽軽(ひょうきん)さと憂いを備えた表情でフランスの代表的喜劇役者として世界中の人気を得た。日本公開作品は、『舞踏会の手帖(てちょう)』(1937)、『陽気なドン・カミロ』(1952)など。[奥村 賢]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

20世紀西洋人名事典の解説

フェルナンデル
Fernandel


1903 - 1971
フランスの俳優。
マルセイユ生まれ。
本名Fernand Joseph Désiré Contandin。
父は寄席芸人で、少年時代から舞台にたった。1930年に映画デビューし、1934年の「アンジェール」で一躍有名になり、’50年代の「ドン・カミロ」で名声を不動のものとした。フランスの代表的喜劇役者で、世界中の人気を得た。「舞踏会の手帳」(’37年)、「陽気なドン・カミロ」は日本で公開された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典の解説

フェルナンデル

生年月日:1903年5月8日
フランスの喜劇俳優
1971年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典内のフェルナンデルの言及

【ドン・カミロ】より

…第2次大戦時,レジスタンス直後の混沌とした情勢を背景に,ポー川流域の農村を舞台に,ともに善良でそこつ者で暴力的な,司祭のドン・カミロと共産党村長のペッポーネとが,ことごとにいがみあいながらも友情と敬意をもってかばいあうという,涙と笑いの人情物語であった。フェルナンデルがドン・カミロに扮した,デュビビエ監督による映画化(《陽気なドン・カミロ》1951)で,全世界にその名を知られた。【古賀 弘人】。…

※「フェルナンデル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

アイントホーフェン

オランダの生理学者。旧オランダ領ジャワ島のスマランに、陸軍軍医の子として生まれた。陸軍の給費学生としてユトレヒト大学に学び、医師となった。1886年ライデン大学の生理学教授に任ぜられ、兵役を免除された...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android