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フォーリン・アフェアーズ フォーリン・アフェアーズForeign Affairs

翻訳|Foreign Affairs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フォーリン・アフェアーズ
Foreign Affairs

アメリカの外交にきわめて重要な役割を果たし,世界的に最も影響力があるといわれるアメリカの外交評論誌。非営利,超党派の外交研究機関である外交問題評議会 (1921年に設立,本部はニューヨーク) が 1922年に創刊。現在,発行部数は 11万部に達し,世界 132ヵ国で読まれている。専門家の論文だけでなく,アメリカの政策立案に直接かかわる人々の見解がしばしば掲載されるため,各国の政府関係者にも注目されている。 47年の同誌にアメリカの対ソ「封じ込め政策」の基になった G. F.ケナンの論文「ソビエト対外行動の源泉」が掲載されたことは,つとに有名。日本のオピニオン誌『中央公論』が同誌と全面提携して,90年 10月号以来,主要論文の邦訳を掲載している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フォーリン・アフェアーズ
ふぉーりんあふぇあーず
Foreign Affairs

アメリカの国際政治評論誌。1922年創刊。隔月刊。外交問題ならびに文化、社会科学といった面での国際関係についての論文を収録。政府関係者、与野党議員、学者らの投稿をバランスよく掲載することで、国際政治に関するもっとも権威ある雑誌となっている。読者には政界・学界・財界の指導的立場にある人が多い(読者の3分の2が財界人)。外交問題評議会Council on Foreign Relations発行。外交問題評議会とは、1919年のパリ平和会議に派遣されたアメリカ外交団とその顧問らがニューヨーク財界有志の金銭的支援を受け、国際問題の客観的分析と事実関係の確定を進めるために設立した評議会で、元は第28代大統領ウッドロー・ウィルソンの私的顧問会議としての機能を果たす目的もあった。販売部数は約15万部(2009)。日本では一部論文が1990年(平成2)から月刊『中央公論』で、1998年から2008年(平成20)まで月刊『論座』で翻訳発表されていた。また、2008年からフォーリン・アフェアーズ・ジャパンが月刊で日本語版を創刊、2009年2月号で休刊となったものの、同年3月にオリジナル記事を入れた月刊『フォーリン・アフェアーズ・リポート』として生まれ変わった。[星川正秋]
『梅垣理郎編訳『戦後日米関係を読む――「フォーリン・アフェアーズ」の目』(1993・中央公論社) ▽ポール・クルーグマン、ジョゼフ・S・ナイほか著、竹下興喜監訳『「フォーリン・アフェアーズ」アンソロジー』(1995~1996・中央公論社) ▽フォーリン・アフェアーズ・ジャパン編・監訳『フォーリン・アフェアーズ傑作選1922~1999――アメリカとアジアの出会い』上下(2001・朝日新聞社)』

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