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フトバ フトバkhuṭbah

翻訳|khuṭbah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フトバ
khuṭbah

イスラム教徒の金曜日の正午の礼拝や特別の祭典の礼拝になされる説教。まず神の御名を唱え,主権者への神の恩寵を願う文句から始る。この際,主権者の名を意図的に削除して下位の主権者が独立を表明するなど,フトバに政治的な主張を伴うことがしばしばあった。なおフトバを行うものをハティーブ khaṭībという。

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世界大百科事典 第2版の解説

フトバ【khuṭba】

イスラムにおいて金曜日の正午の集団礼拝や二大祭(イード)の礼拝の際に,礼拝に先立ってなされる説教。これを行う人間をハティーブkhaṭībという。フトバは2度なされ,ハティーブはフトバの際は立ち,最初と2度目のフトバの間は座るなど,フトバの儀式は細部にいたるまで定式化されている。フトバは2度とも,まず神をたたえ,預言者ムハンマドに神の祝福があらんことを求めることによって始まり,続いてコーランの数節が朗誦される。

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