コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フトミミズ フトミミズMegascolecidae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フトミミズ
Megascolecidae

環形動物門貧毛綱後生殖門目フトミミズ科に属する種類の総称。一般に大型あるいは巨大な陸生のミミズ類を含む。アジア,オーストラリアがその分布の主要地域で,日本にも多くの種が生息している。なかでも Pheretima属には最も多くの種が含まれ,フツウミミズ (体長 25cm) をはじめとして日本に約 150種がすんでいる。このほか,南アメリカ原産で発光するヒカリミミズ Microscolex phosphoreus,体長 1.2~2mにもなるオーストラリアの Megascolides australisも本科に含まれる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フトミミズ
ふとみみず / 太蚯蚓

環形動物門貧毛綱フトミミズ科のミミズの総称であるが、狭義にはフトミミズ属のミミズの総称。
 フトミミズ科Megascolecidaeにはアカントドリルス亜科Acanthodrilinae(ホタルミミズなど)、オクネロドリルス亜科Ocnerodrilinae(オクネロドリルス・オキデンタリスとよばれる種が日本にいる)、オクトケータス亜科Octo chatinae(フタツイミミズの仲間である)、それに多数のフトミミズが属するフトミミズ亜科Megascolecinaeなどのグループが含まれる。日本産で学名のついているものだけで約80種ある。
 フトミミズ属Pheretimaにはフツウミミズ、ヒトツモンミミズ、クソミミズなどが含まれ、学名をもつものだけで約70種があり、未記載の種を加えると200種を超える。最近、イギリスのイーストンは日本のフトミミズ類をアミンサス属Amynthas、メタフィレ属Metaphire、フェレチマ属Pheretima、ピゼメラ属Pithemera、ポリフェレチマ属Polypheretimaの5属に分割した。しかし、種の同定に誤りが多く、この扱いをそのまま認めることはできない。[大野正男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

フトミミズの関連キーワードMegascolides australisフトミミズ(太蚯蚓)シーボルドミミズシーボルトミミズヒトツモンミミズミミズトカゲホタルミミズイソミミズクソミミズ一紋蚯蚓普通蚯蚓ジリュウ貧毛類太蚯蚓蛍蚯蚓

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android