フランシス ゴールトン(英語表記)Francis Galton

20世紀西洋人名事典 「フランシス ゴールトン」の解説

フランシス ゴールトン
Francis Galton


1822.2.16 - 1911.1.17
英国の遺伝学者,統計学者,優生学者。
元・ロンドン大学教授。
バーミンガム生まれ。
ダーウィン従弟。はじめ医学を、のちケンブリッジ大学で数学を学び学位を得、ロンドンのセント・ジョージ病院で医学を修めた。1882年人体測定学研究室を創設し、1904年優生学研究所を創設、’09年ロンドン大学に移管され、初代教授となる。1882年と1886年にアフリカを旅行し、調査結果を発表して科学界に認められた。優生学の創始者として有名で、また指紋の研究、実験心理学的研究、色盲と心像の研究でも知られる。’09年サーの称号を受けた。主著は「Essay on Eugenics」(’09年)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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